pixivに投稿したものからTwitterログまで。
【*pixiv +Twitterログ】無印はsiteのみ。左の記号が目印。今後の予定は【予定表】を参考にお願いします。
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週末の夜ともなると俺は露伴の家に泊まりに来るのが最近のパターンになっていた。
時間は決まって大体夕方の18時から19時の間、遅くなっても20時前には
玄関のチャイムが3回ほど鳴らすのが合図になっている。
元々、煩わしい人付き合いが嫌いで漫画家になったと本人も言っていたし
極力無駄な行動はしたくないんだ、と、俺は思っている。
今日もいつものように玄関のチャイムを1、2、3回と一定の間合いを持って鳴らすと
手動式のロックが外れ、ドアの隙間から露伴の顔が半分だけ覗いたかと思えば
『入れ』と、ただその一言だけで背を向け、さっさと部屋へ戻ってしまう。
『おかえり』でも『いらっしゃい』でも無い招きの言葉でも
俺はそれで結構満足、わざわざ自分からドアを開けてくれるんだから
少しは心待ちにしていたととってもいいのかも…と都合良く思わせてもらってます。
靴を脱ぎ、玄関の鍵をロックした事を確認した後、慣れた足取りで廊下を進めば
鼻を擽る旨そうなイイ匂い…今日はビーフシチューらしい、いや、ハヤシライスかも。
先週は確かパスタだったっけ、なんて呑気に思い出しながらキッチンを覗くと
既に食器が二人分用意されていた。
「突っ立ってないで盛りつけ手伝えよ」
「へいへ~い、ちょっと待ってて下さいね、カバンと上着置いて来ちまいますんで…//」
「早くしろ」
背中に露伴の言葉を聞きながら足早にリビングへと向かい、
適当に荷物を置いてまたキッチンに取って返す。
先程よりもよりいっそう空腹を刺激する料理の香りに自然と溜まった唾を飲み込み
スリッパを鳴らしながら鍋をかき混ぜる露伴の背中へ近づいた。
「煮込みが足りなかったから味は期待するなよ」
「いや、充分美味そうっスけどぉ~…何より露伴の手料理だし//」
レバーを引き上げ、丁寧に手を洗いながら鍋を覗き込むと
どうやら最初に思った通りビーフシチューのようだと認識したところで
空いていた露伴の手で距離を押し戻された。
「有難く残さず食え、明日の朝は和食が食べたいからな」
低血圧な露伴は朝が少し苦手らしく、朝食は俺の担当。
一人暮らしにしては真面目に料理している方だと思うけど、
やはり簡単に作れる洋食に偏りがちになるらしい。
材料は冷蔵庫に入ってると言われたので後で確認しておこう、
どうせなら美味しいモン食べて貰いたいし、それには献立ある程度考えておかなきゃならねぇーもん。
「了~解っ」
さり気ないリクエストに返事をしながら準備を進めて数分後、
テーブルには今日の夕食が全て並び、目にも色鮮やかで美味そうだ。
露伴の作ったビーフシチューは本人曰くまぁまぁだと言っていたが、
一口頬張れば頬が緩み、更なる一口を求めてスプーンを滑らす
人は美味しいものを食うと自然と笑顔になると言うが、正に今がそうだと俺は実感している。
「美味いか?」
「そりゃーもうっめっちゃくっちゃ美味いっス//!」
大きく頷く俺と視線が合った刹那、綺麗な顔が優しく微笑んだ様に胸が一つ大きく脈打つ。
普段の仕事してたり、一点集中して何かを観察している表情とは違い
安心してリラックスしてるオフの顔とでもいうのか、本当に綺麗に笑う。
俺、こういう露伴の表情好きなんだよなぁ…。
「まぁ…お前の顔見れば聞くまでも無かったか」
「へへっ、顔に書いてあるっしょ?」
「あぁ、目のやり場に困る程な」
囁くように呟くと、露伴もスプーンで一口分を掬い上げ口へ運ぶ。
ほら、露伴だって顔が緩んでるじゃん、俺の言葉は嘘じゃないだろ?
穏やかでなんでも無い日常を好きな人と共有する幸せを満喫しながらも
この幸せに慣れてしまわないように、いつでも俺は露伴を想っていたいから
言葉で伝えるのが苦手な露伴の変わり、俺が言葉で伝えよう。
「露伴」
「何だ、仗助」
「ありがとう、大好きっス…//」
「フン…、変な奴…//」
溢れ出す想いを一つずつ、慌てず、全てを確実に。
【END】
================
ご縁がありまして、恐れながらどうぞ!と贈らせていただいた仗露です。
甘い、まったりとしたお話というリクエストを頂いたので思いっきりまったりしてもらいました。
二人で過ごす中のなんでも無いひとコマですが、仗助君の露伴先生への想いが
少しでも感じられたら良いなと思いつつ書きました。
御飯食べている仗露大好き、私が大好物なシチュエーションです。
露伴先生って料理上手そう(*´д`*)
ちらしさん、ありがとうございました!
時間は決まって大体夕方の18時から19時の間、遅くなっても20時前には
玄関のチャイムが3回ほど鳴らすのが合図になっている。
元々、煩わしい人付き合いが嫌いで漫画家になったと本人も言っていたし
極力無駄な行動はしたくないんだ、と、俺は思っている。
今日もいつものように玄関のチャイムを1、2、3回と一定の間合いを持って鳴らすと
手動式のロックが外れ、ドアの隙間から露伴の顔が半分だけ覗いたかと思えば
『入れ』と、ただその一言だけで背を向け、さっさと部屋へ戻ってしまう。
『おかえり』でも『いらっしゃい』でも無い招きの言葉でも
俺はそれで結構満足、わざわざ自分からドアを開けてくれるんだから
少しは心待ちにしていたととってもいいのかも…と都合良く思わせてもらってます。
靴を脱ぎ、玄関の鍵をロックした事を確認した後、慣れた足取りで廊下を進めば
鼻を擽る旨そうなイイ匂い…今日はビーフシチューらしい、いや、ハヤシライスかも。
先週は確かパスタだったっけ、なんて呑気に思い出しながらキッチンを覗くと
既に食器が二人分用意されていた。
「突っ立ってないで盛りつけ手伝えよ」
「へいへ~い、ちょっと待ってて下さいね、カバンと上着置いて来ちまいますんで…//」
「早くしろ」
背中に露伴の言葉を聞きながら足早にリビングへと向かい、
適当に荷物を置いてまたキッチンに取って返す。
先程よりもよりいっそう空腹を刺激する料理の香りに自然と溜まった唾を飲み込み
スリッパを鳴らしながら鍋をかき混ぜる露伴の背中へ近づいた。
「煮込みが足りなかったから味は期待するなよ」
「いや、充分美味そうっスけどぉ~…何より露伴の手料理だし//」
レバーを引き上げ、丁寧に手を洗いながら鍋を覗き込むと
どうやら最初に思った通りビーフシチューのようだと認識したところで
空いていた露伴の手で距離を押し戻された。
「有難く残さず食え、明日の朝は和食が食べたいからな」
低血圧な露伴は朝が少し苦手らしく、朝食は俺の担当。
一人暮らしにしては真面目に料理している方だと思うけど、
やはり簡単に作れる洋食に偏りがちになるらしい。
材料は冷蔵庫に入ってると言われたので後で確認しておこう、
どうせなら美味しいモン食べて貰いたいし、それには献立ある程度考えておかなきゃならねぇーもん。
「了~解っ」
さり気ないリクエストに返事をしながら準備を進めて数分後、
テーブルには今日の夕食が全て並び、目にも色鮮やかで美味そうだ。
露伴の作ったビーフシチューは本人曰くまぁまぁだと言っていたが、
一口頬張れば頬が緩み、更なる一口を求めてスプーンを滑らす
人は美味しいものを食うと自然と笑顔になると言うが、正に今がそうだと俺は実感している。
「美味いか?」
「そりゃーもうっめっちゃくっちゃ美味いっス//!」
大きく頷く俺と視線が合った刹那、綺麗な顔が優しく微笑んだ様に胸が一つ大きく脈打つ。
普段の仕事してたり、一点集中して何かを観察している表情とは違い
安心してリラックスしてるオフの顔とでもいうのか、本当に綺麗に笑う。
俺、こういう露伴の表情好きなんだよなぁ…。
「まぁ…お前の顔見れば聞くまでも無かったか」
「へへっ、顔に書いてあるっしょ?」
「あぁ、目のやり場に困る程な」
囁くように呟くと、露伴もスプーンで一口分を掬い上げ口へ運ぶ。
ほら、露伴だって顔が緩んでるじゃん、俺の言葉は嘘じゃないだろ?
穏やかでなんでも無い日常を好きな人と共有する幸せを満喫しながらも
この幸せに慣れてしまわないように、いつでも俺は露伴を想っていたいから
言葉で伝えるのが苦手な露伴の変わり、俺が言葉で伝えよう。
「露伴」
「何だ、仗助」
「ありがとう、大好きっス…//」
「フン…、変な奴…//」
溢れ出す想いを一つずつ、慌てず、全てを確実に。
【END】
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ご縁がありまして、恐れながらどうぞ!と贈らせていただいた仗露です。
甘い、まったりとしたお話というリクエストを頂いたので思いっきりまったりしてもらいました。
二人で過ごす中のなんでも無いひとコマですが、仗助君の露伴先生への想いが
少しでも感じられたら良いなと思いつつ書きました。
御飯食べている仗露大好き、私が大好物なシチュエーションです。
露伴先生って料理上手そう(*´д`*)
ちらしさん、ありがとうございました!
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